2009年、人生初となる皆既日食観測は雲に泣きました。 その後の皆既日食は2010(イースター島),2012(オーストラリア),2013(アフリカ),2015(北極海),2016(インドネシア)の5回ありました。 この先の日食は?と調べてみると、2017/8/21のアメリカを除くと、2020(チリ),2021(南極大陸)・・・としばらくアクセスのよさそうなのはありません。 今回のアメリカでの日食はアクセスが良く乾燥地帯である西海岸で見ることができる絶好のロケーション、これは行くべしと前回と同じ大学の先輩を誘って、アメリカ行きを決めました。 結果は薄雲を通してではありましたが、日食の最初から最後まで太陽をさえぎられることなく観測することができました。 西から迫る2,000km/hを超える月の影・・・何か月も前から準備し、まさに今、その影の下には入れたことに感激し、2台体制のデジカメが全力でシャッターを切る音を聞きながら、双眼鏡を通して太陽から流れ出るコロナの流線、紅の炎のようなプロミネンスの美しさに心をうたれる2分間でした。 太陽が小さくなるにつれてどんどん下がる気温を肌で感じ、周囲で観測する人の歓喜を耳で聞き、明るさの変化、太陽のダイナミックな姿を目で見る・・・皆既日食は全身で味わうべきイベントと呼べるものでした。 |
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