旅の写真2:Seattle(空港)〜Prineville(ホテル)

アメリカ入国はこれで3回目でした。
初めての入国は、大学院1年の時にカリフォルニア州パサデナのCITへロケット観測の準備に行くため、1996年1月から4月にかけてです。
この時に、1日オーバーステイだったようで、次の入国となった新婚旅行でのハワイ入国において、妻と別れて別室に連れ込まれ長い聞き取りを受けました。
そんな苦い経験があって、今回の入国、ちょっと緊張してました。ESTAは無事取れたし、パスポートも前回とは違うし・・・と思いながら入国審査の列に並んでおりましたが、指紋を取られて、顔写真撮られて、終了。特に質問もなく無事に入国できました。
念願の皆既日食観測に向けて、アメリカ国内の旅に出発です。

預けてあった荷物と無事再会。
今回は、この荷物がすべてです。はぐれるわけにはいきません。

現地在住の日本人ガイドさんに連れられて、空港の外まででてきました。
道路標識が英語で、アメリカに到着した感じがします。
この時点で、現地時間の13:44。空港に到着してから約2時間かかりました。
入国審査の行列が1時間以上あったと思います。

(360度画像)
これがツアーの面々
天気は快晴です。
ここでバスに乗田します。

バスに乗車しました。
今夜の宿、prinevilleまで約610kmの長旅です。

ハイウエイの横には線路がありました。
単線のようです。

昼食を買うために、スーパーへ
確か、ウォルマートだったと思います。
時刻は、15:49でした。

これが昼食です。

貨物列車に遭遇しました。
見かけた列車は貨物ばかりでした。ちなみに電化はされていないようでした。

Portlandに入って、Mt.フットが見えてきました。

富士山型の綺麗な山で存在感がありました。

アメリカの貨物はとにかく長い、しかも2段積みです。

これが機関車、2連で引っ張ってます。
さらに貨物が長くなると3連もあるらしいです。

こんな感じの頭が平べったい小山が見える景色が多かったです。

この川はコロンビア川です。
Portlandで東に折れて川沿いの道を進みました。

地層の感じがわかります。

この時はもう夕方です。
時刻は18:50、だけど、まだまだ明るい。

(360度画像) バスの中はこんな感じ

夕食場所に到着しました。
コロンビア川沿いのThe Dallesって町にあるCousins' Restaurant & Loungeってお店でした。 食べなくてもいいんだけど、ツアーで予約しておいてくれたお店です。
田舎だからか、ビュッフェ形式で30$でした。そこそろ高い。
時刻は19時すぎでした。
空港出たあと、渋滞があって予定より遅れ気味だったようです。
あと、バスのE/Gの調子が悪くて、ここまでに何度かエンストしました。

これが夕食です。
ちょっとお腹の調子が悪くて、少ししか食べられませんでした。

開拓地を意識したような汽車のオブジェがお店の前にありました。

お店の外の360度画像です。

15:20
(360度画像) ここのお店で同じツアー会社の別コース(Bコース)と一緒になりました。
それでバスが2台あります。
なんと、ここで我々が乗ってきたバスはエンジン不調のため会社へ帰ることに・・・我々はBコースのバスへ同乗することになりました。
当然のように、乗れない方が何人か・・・その方たちはタクシーで宿へ向かったようです。

バスの運転席です。
我々のバスの運ちゃんは女性でしたが、Bコースのバスは男性、なかなか激しい運転をしてくれました。
バスにはちゃんとトイレがついていたのですが、Bコースのバスの運ちゃんはトイレに鍵をかけていて、しばらく使えないよいうハプニングも

時刻は20時28分、ようやく暗くなり始めました。
宿まであと、190kmです。

夕空です。ここから田舎道を走りましたが、途中急カーブでスリップしてヒヤリとする場面がありました。

Prinevilleの宿、Stafford Innに到着しました。
時刻は、22:53、半日かけて600km超の長旅でした。

(360度画像)ホテルのロビー、AコースとBコースの皆さんでいっぱいです。
ここで、観測当日の出発時間について旅行会社の添乗員に質問したところ、ひと悶着
日食は9時頃から始まって、観測地まで1時間かかるのに、朝は6時頃に出発するらしい、当日渋滞があったらどうする?できるだけ早くついてゆっくり準備したいのに・・・
もっと早く出発することをお願いして、とりあえず返事保留となりました。

今回は日食観測の旅なので、その準備です。
暗いうちに観測地に入れない可能性が高いので、緯度が観測地とちかいこのホテルで北極星を導入して赤道儀の高さを合わせておきます。
北極星が見えるか、確認しに外に出てみました。
空も晴れていて、大丈夫でした。

部屋に戻って、赤道儀をくみ上げて、外に持っていきます。

ステラナビで北極星早見盤を出して、確認し、無事、セッティングがおわりました。
これで、アメリカ皆既日食旅行の初日が終了、この時、8/20の00時半ごろでした。


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