旅の写真4:Prineville〜Mitchell(観測本番)〜Goldendale(ホテル)

いよいよ日食当日をむかえました。
人生初、黒い太陽を目撃できるか、ドキドキも。
旅行の添乗員さんとかけあって、深夜2時出発という恵まれた条件も勝ち取れて、万全の準備をもって観測地へ向かいました。
結果は、薄雲があったものの見事に黒い太陽をこの眼に焼き付けることができ、感涙のイベントを体験することができました。

1時過ぎに起床。

2時に約束したタクシーが全然こない・・・
やってきたのは、2時半を回っていました。
添乗員さんは、「確かに予約したんですけど・・・」と焦っていましたが、どうやらタクシーの運ちゃんは疲れて寝ていたようです。
ちなみに、この写真はホテルにあったプールです。使った人いるのかな?

タクシーには添乗員さんも同行してくれました。
往復約2時間、他の方が出発する5時までにはホテルに戻らないといけないので、かなり焦っていたし大変だったと思います。
ありがとうございました。

3時40分頃にMitchell schoolに到着しました。
警備の方がおられたので、添乗員さんが説明してくれて、グランドに入ることができました。

北極星がよく見えて、極軸はばっちり合わせられました。
星もよく見えました。
金星、ベテルギウス、すばるを眺めて過ごしましたが、めちゃ寒かった。

360度画像です。
我々以外、まだ到着していません。

夜が明けてきました。
このころには、別のコース(Jコース)の方々が到着されました。
このコースは我々より1日遅れの入国だったのですが、現地入りは一番最初でした。

準備、完了。
てるてる坊主もいます。

(360度画像)
空はこんな感じで、薄雲が広がってます。

我々のAコースも6時過ぎに到着しました。

これが我々二人の観測機材
(写っていませんが)画面左外に360度カメラTHETA、画面左に双眼鏡、右へ順に標準レンズ固定撮影、赤道儀にFC-65,FC-60,ビデオカメラ2台、右端に150mm固定撮影です。

THETAはこれです。









撮影は、PCからSET'cで自動撮影です。



この時、9:45、皆既は10:20ですから太陽はかけてます(露出オーバーでわかりませんが)

コンクリートのところに人が集まっていました。

現地の方も観測してます。

木漏れ日が三日月形に





黄色テープから向こうは、現地の天体観測サークル(星座を見る会)が観測されていました。

いよいよ、薄暗くなってきました。

感動の皆既中。
露出オーバーで太陽黒くないですが、スナップなのでご勘弁。

たった2分、あっという間に皆既は終わりました。
この時を目指して、重い機材をもってこの場所にやってきたことにも感動しました。

皆既後のパノラマです。

皆既が終わると気が抜けます。やる気がた落ちって感じで





360度画像、皆既後の周囲の様子です。
ずっとこんな薄雲がかかった空でした。

黄色いテープの向こうのアメリカ人たちの皆既中の盛り上がりは楽しかったです。



このあたりの方々はのんびり観測派のようでした。



部分食の最後まで撮影中です。



全撮影を完了しました。

昼食にブリトーを用意してくれていましたが、それをほおばりながら、なんとか片付けおわりました。
最後まで撮影していたので、全力でパッキングしたのですが、ほぼ最後になっちゃいました。

他の方々は早々に片付け終わってます。

昼食後に昨日買い出しした日食ケーキでパーティー

日本人の目から見るとグロテスクです。



このケーキ、砂糖の塊のような甘さでした。



こんな感じにケーキに群がっていました。

一切れだけもらいました。

さて、今回のツアーのメインを終えて今日の宿へ向かいます。
 明日、Seatleのタコマ空港から飛び立つので、今日のうちに200km程度北上し、Goldendaleにあるモーテルまで行きます。

朝は心配していた渋滞はなかったようですが、帰りはすごい渋滞になりました。





ずっと続いてます。

アメリカはやはり広大です。
見渡す限り平原、こういうのを見ると夜暗そうだなぁと思ってしまいます。

まだ、渋滞中。

なんだかよくわからないけど、黒い石が集まってました。





風車が見えてきました。











小さな町Arlingtonに到着。

ここでトイレ休憩をとりました。
Rivers Edge Deliってお店です。

360度画像

日食ネタはこんなところにも

コロラド川が見えてきました。





ようやく、今夜の宿、Ponderosa Motelに到着。

360度画像



夕食です。

Maryhill Museum of Artというところのテラスで夕食をとりました。
コロラド川を見下ろす絶好のロケーションです。
ここは普段、食事をできるところではないらしいのですが、特別な計らいとの説明がありました。
というのも、このツアーのもう一つの売りとしてDark of Skyツアーつまり空が暗いところに星が見られるよってのがありました。
しかし、まだ日が暮れる前にこの場所をあとにするという、なんともお粗末なものでした(バスの運ちゃんの労働時間が決まっていて、前日遅くまで働くと翌日の働きはじめる時間が遅くなるらしく、翌日の出発時間を考えるともうホテルに戻らないと間に合わないとのこと)。

最後に、コロラド川を望む360度画像です。


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