IC2169付近

いっかくじゅう座/反射星雲ほか

IC2169
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写真データ

撮影日,撮影時間,月齢,撮影地: 2022/11/27, 0h01m46s〜, 1.67@0:01,八塔寺
2022/12/3, 1h40m43s〜, 8.74@1:40,八塔寺
2022/12/24, 0h00m04s〜, 0.2@0:00,八塔寺
2023/1/20, 1h45m48s〜, 27.27@1:45,八塔寺
2023/1/21, 23h59m56s〜, 29.2@1:40,八塔寺
露出時間: UVIR:300sec×129コマ+120sec×49コマ+5sec×99コマ
[総露出時間:12h31m15s]
ISO感度: 1250
機材: タカハシEM200T2M
タカハシε180ED&εエクステンダー(770mm F4.3)
Canon EOS 6D(HKC),バーダーUV/IR-cut,BYE使用(素子温度:-1〜16℃)
タカハシFC-65(ガイド鏡)+QHY5LⅡM+PHD2
撮影地: 岡山県備前市吉永町(八塔寺)
その他: PixInsight,PhotoShop,FlatAidePro,BlurXT,NoiseXT,StellaImage7
コメント:

エクステンダーのファーストライトです。
εシリーズ向けにエクステンダーが発売されたのが2021/4/1、最近のタカハシ製品は発売時がもっとも安く、待っているとどんどん値が上がっていくので、1年待って値上がり前に購入しました。
星像はスペック通りシャープで、焦点距離を伸ばしたことにより肥大化した印象はありません。

対象についてですが、ε-180EDの前回対象 IC410周辺を撮り終えて、何にしようか検討の結果、自分が好きな青いガスのある対象でエクステンダーを付けた焦点距離に面白そうと考えてこちらを選択してみました。
構図の調整では、左側は散開星団を二つ入れる構図にしてみましたが、バランス、どんなもんでしょうか?
画像処理はしっかり露光したおかげで、かたつむり星雲付近のガスの濃淡を表現しやすく、そのあたりの階調表現に重点をおいて仕上げました。
悩んだのが、かたつむりの上〜右上にかけた辺りの色合いです。ネットの作例ではもっとニュートラルに近い色合いなのですが、私の処理ではどうしても赤味に偏りました。これは不正解なんでしょうかね?

撮影時の記録

2022/11/26〜27

fig1

土曜は子供(次男)の塾お迎えがあり、遅出になります。
この日は良い天気でしたので、焦る気持ちをおさえつつ、22時に塾が終わるのを待ってます。


fig2

八塔寺に到着し、撮影開始しました。
撮影を開始したので、恒例の星友とのティータイムです。
この日はとても賑わっていて、この時点で車11台でした。


fig3

おやつにもらった「地球グミ」。


fig4

綺麗に晴れて、εはかたつむり星雲を狙って追尾中。


fig5

最低気温は3時半ごろの5.5℃でした。


fig6

帰り道の燃費は25.1km/Lととても良好でした。


2022/12/2〜3

fig7

金曜の夜でしたが、仕事が終わってから八塔寺へ向かいました。
この日は上弦を過ぎており月没が0:41と遅かったせいか、この時点では同業者はおらず夜空、独り占めでした。
設営を終えて、月没待ちです。
(この後、同じ同好会の星友のSさんが来られて、楽しい夜を過ごせました)


fig8

闇夜、到来です。
εは、かたつむり星雲をおっかけ中。


fig9

この日は、多少雲が流れましたが、概ね晴れました。
ただ、ちょっと白っぽい空でした。


fig10

この日の気温です。
-3.9℃@1:14、今期、一番の冷え込みになりました。
ただ、カイロなしで過ごせましたね。


fig11

無事帰宅。
夜が長いので、帰りも遅くなってます。

2022/12/23〜24

かなり冷え込みました。
この日の様子は、Sh2-274に掲載してあります。

2023/1/19〜20

この日、ε-180EDの鏡筒は、この対象の他に明け方にはエクステンダーを外して、ZTF彗星(C/2022 E3)を撮影しました。
この日の様子は、2023/1/20 C/2022 E3(ZTF彗星)に掲載してあります。

2023/1/21〜22

晴れの土曜日で大賑わいでした。
この日の様子は、2023/1/22 C/2022 E3(ZTF彗星)に掲載してあります。


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