天文ガイド2023年4月号ダブル入選

2023/3/4掲載

fig1

タイトルに示すにように、天文ガイド2023年4月号で(たぶん)自身 初のダブル入選 しました。 うむ、 めでたい

はい、 今回のつぶやきは以上 です。


以下、作品ページに記載した入選後のコメントを掲載しておきます。

1/20早朝のZTF彗星(C/2022 E3)

このZTF彗星は2022/12/24から追いかけ始め、計4回遠征し5作品を仕上げました。そのうち、4回を天文ガイドへ、1回を星ナビへ投稿しました。
結果、2回目の遠征のこちらの作品が天文ガイド2023年4月号のZTF彗星特集コーナーに採用してもらえました。

天文ガイドは年間購読しているので、おまけでついてくる電子版が発売日当日に閲覧可能になります。以前は深夜0時になったらすぐに見られたのですが、最近は若干遅いようで0時数分過ぎに見た時は最新号見られませんでした。 翌日の仕事に差支えないよう就寝し、朝4時起床と共にスマホで電子版の天文ガイドを確認しました。

目次を見ると予想通り今月号ではZTF彗星の読者の写真ギャラリーが通常の読者の写真ギャラリーとは別に設けられていました。
まずはZTF彗星の読者の写真ギャラリーのページをオープン。スマホだと表示は1ページづつです。トップは台湾で撮影された作品で、『うーむ見事』です。
はやる気持ちを押さえつつ、ページをめくると・・ ”おっ!、あったかも” 見たことあるような写真が眼に飛び込んできました。名前を見て自分の作品であることを確認できました。

投稿した写真が掲載される可能性がある号が発売された時は、毎度まいど雑誌を開くのはドキドキします。採用された時は、このようにうれしいものですが、そうでない時は、”えっ見落としたかも・・・”と3回くらいページをめくり直して、やっぱり無い!と落胆しますね。
今月はうれしいスタートを切れました

【補足】
天文ガイドに掲載された撮影データに間違いがあります。
・誤)露出120秒×17コマ(総露出24分)
・正)露出120秒×17コマ(総露出34分)
間違いの原因は、私が出したデータシートの記載ミスです。簡単な掛け算が出来ないほど頭が老いぼれてきたのかも

sh2-274(メデューサ星雲)

ZTF彗星が入選したことを確認してから、通常の読者の写真ギャラリーを開きました。
通常、同一号に同一人物の作品が掲載されることはないのですが、天文ガイドでは彗星は別扱いになるのか複数掲載があり得ますので、メデューサ星雲が掲載されたかどうか、ドキドキです。

掲載されたどうかを確認するときのマイルールですが、いきなりパラパラめくらず読者の写真ギャラリーを最初から1作品づつ、じっくり確認することにしています。
最初は星景写真です。今月は雪とのコラボや12時間の北天写真などが並び、「冬だね〜」と感じながら次へ。次はたいてい太陽系天体です。今月は月面写真でした。
さて、いよいよ本丸、DSO天体コーナーに突入します。ページをめくると、「おー、今月の最優秀はこれかぁ」。いっかくじゅう座のsh2-284をナローで撮影した作品でした。「sh2-284、私の投稿したsh2-274の10番違いだ。」などと考えながら次のページを開いたら・・
ありました!
特徴的な仕上げなので間違えることはないと思いましたが、名前を確認して、 めでたく2作品入選を実感し、やっぱりうれしいものです。
さて、評ですが
「AOOとデジカメ画像のハイブリッド」と書かれておりました。この表現、初めてみました。なるほど波長特性が違う画像の組合せだからハイブリッドなのね。


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