撮影日,撮影時間,月齢,撮影地: |
2021/11/6, 1:06:38〜, 0.8@1:06,八塔寺 |
露出時間: |
UVIR:120sec×217コマ+60sec×234コマ+15sec×138コマ+5sec×174コマ+1sec×152コマ HEUIBⅡ:120sec×84コマ+60sec×56コマ+5sec×30コマ+1sec×30コマ [総露出時間:15h46m32s] |
ISO感度: | 1600 |
機材: |
タカハシEM200T2M タカハシε180ED(500mm F2.8) Canon EOS 6D(HKC),バーダーUV/IR-cut or IDAS HEUIBⅡ,BYE使用(素子温度:-1〜16℃) タカハシFC-65(ガイド鏡)+QHY5LⅡM+PHD2 |
撮影地: | 岡山県備前市吉永町(八塔寺) |
その他: | PixInsight,PhotoShop,FlatAidePro,Topaz DeNoise AI |
コメント: |
馬頭星雲は天体写真撮影対象、超メジャー群の一つですが、長年避けてきました。 多くの方が撮影されているので、それらと比較してうまく仕上げられるか怖かったという感じかなと思っています。
馬頭星雲に初めてカメラを向けたのは、確か中学生の時、200mmの望遠レンズで家の庭先からだったと思います。結果は何も写らず…露光の跡がなかったのでフィルム装填に失敗したぁ!とおもったのが記憶の片隅にあります。
この対象はオリオンの三ツ星のひとつ二等星のアルニタクをいかに美しく仕上げるかが一つのポイントと思っています。私のこだわりは星の芯を尖らせ光芒で美しさを引き出すこと、そのために最短1秒の多段露光を行ないました。フィルタはUV/IRのみで撮りきるつもりだったのですが、もう一本同時に撮影していたMT-200の方でUV/IRが必要になってしまったため、手持ちのフィルタの中で特性が近いHEUIBⅡを途中から使用しました。
50歳の誕生日に撮影はじめたこの作品は、2022年4月号の天文ガイドに入選することができ、非常にうれしい思い出になりました。 |
目標露光時間は、10〜20時間として、メジャー天体をたっぷり露光で撮影して、モリモリに仕上げる計画で始めました。
3日くらいで撮りきるつもりだったのですが、秋から冬にかけて週末の天気が安定せず、結果、トータル9日間もかかってしまったのは誤算でしたね。
さて、撮影初日、11/5の夜のひまわり画像です。
セッティングを終えても、なかなか雲が晴れずに日が変わろうとしています。
日が変わって11/6、晴れてきました。
気温は4.5℃、暖かいですね。
50歳の誕生日を星仲間にお祝いしてもらいました。
【360度画像】(画像をクリックしてください)
この日はたくさんの星仲間が集まりました。
この日は最初は晴れたのですが、しばらくすると雨が振り出しました。
ただ、明け方にレナード彗星を狙う予定でしたので、朝まで粘りました。→この日のレナード彗星
馬頭星雲は1時間弱しか撮れなかったんですけどね。
この日はデータ10分も溜まりませんでした。
馬頭星雲の撮影中はこんなことばかりでした。
新年を迎えて初撮りしました。
この日は2時間超撮れましたよ。
星撮りに行くとお腹減ります。
食べすぎですかね。
この時期にしてはそんなに寒くないですね。
この日が最終撮影日でした。
お休みもらって日曜〜月曜の夜を一人で楽しみました。
とてもシーイングの良い日でしたね。
撤収時の写真です。