「Windowsは10が最終バージョン」
私はこの言葉を信じていました。
Windows10が登場したのは2015年、不評であった8からUIを大きく変えて、非常に使いやすいOSになり、Windows as a Serviceのアップデートの仕組みで慣れたUIを長く使えるはずでした。
しかし、2021年にWindows11を発表し2025年10月をもってWindows10のセキュリティアップデートを終えるという大きな方針転換が発表され大変残念な思いでした。
できるだけ長くWindows10で引っ張ってきましたが、PIがこの春にWindows11専用の1.9.3にメジャーアップデートされ、Windows10のサポート期限も迫ってきたため、夏季休暇の間にWindows11へのアップデートとPIの1.9.3へのアップデートを実施することにしました。
Windows11はハードウエア要件が厳しくて、結構新しいPCでもクリアできません。
私のPCはちょっと古い仕様でありますが、CPU要件、TPM2.0、セキュアブートいずれもクリアでき、正規にWindows11へアップデートすることができました。
Windows11へ無事アップデートでき、一通り動作確認して問題がなかったので、いよいよPixInsightを1.9.3へアップデートします。
PixInsightのアップデートはマイナーアップデートであれば、ソフト内のアップデート機能で対応できますが、メジャーアップデートはPixInsightの公式サイトからインストーラをダウンロードして手動で実行する必要があります。
現在使用しているバージョンは1.8.9-1で、もう2年も前のバージョンです。
公式サイトから、PI-windows-x64-1,9,3-20250402-c.exeをダウンロードし、管理者として実行しました。
特にエラーもなく、無事インストール終了。
高いだけあって、優秀なソフトです。
さて、追加機能のインストールを行います。
PIを起動して、「RESOURCES」→「Updates」→「Check for Updates」を実行。
エラーなく、15個のパッケージをダウンロードできました。
あとは一旦PIを終了し、追加機能のインストールを無事終えることができました。
さて、ここからが懸案のStarNet2のインストールとCUDA利用の設定です。
そのあたり、数時間かけて無事作業を終えました。
⇒詳細はこちらに掲載
これでしばらくは快適に画像処理がやれそうです。