名古屋大学天体研究会 (天研) は、名古屋大学文化サークル連盟(文サ連)に所属するサークルです。名古屋大学だけでなく、周辺の各大学からも星の好きな会員たちが集まっています。 例えば、南山大学・名古屋市立大学・名城大学などです。そして、天体研究会の主な活動は、年5回の合宿と名大祭でのプラネタリウム上映、流星群や月食など天体イベントのときに開く観測会です。(イベントのない時でも観測をすることもあります。)
合宿
合宿は、新歓合宿、夏合宿、プレ秋合宿、本秋合宿、追秋合宿、春合宿と年6回あります。合宿地は主に、岐阜県中津川市(付知峡)岐阜県関市(板取川)・三重県志摩市・山梨県北杜市(白州)です。合宿地は”市”というものの、市街地からかなり離れた場所にあり、天の川が見られるほど暗い場所と天体観測には好条件の場所です。夜はもちろん天研自慢の機材をフル活用して、惑星、銀河、星雲、星団を観望したり、天体写真を撮ったりしています。
昼はみんな自由気ままに過ごして、近くの温泉や観光地に出かけたり、外でテニスや野球、サッカー、バドミントンをしたり、合宿所で本を読んだり寝ていたりとしています。合宿所には調理場があるので、自分で食材を買って料理する人も。雨や曇りなどの夜は星は見れないものの、みんなでトランプをしたりお酒を飲みながら語り合ったりと楽しく過ごしています。
名大祭
名大祭では毎年、自作プラネタリウムの上演、写真展示などを行っています。どんなことをやっているか、今年はどんなことをやるのかなと思った方は、一度名大祭のページをご覧になって下さい。
観測会
天体イベントがあるときは、車で旭高原元気村(愛知県豊田市)・茶臼山(長野県伊那郡)など、近場の観測地に出かけます。天体イベントがない新月期のときでも、気分とノリで観測に行くことがあったり。金星など名古屋市内からでも見られる惑星や月、太陽などは部室前からでも観測しています。「観測に行きたいけど、車がない…」という人でも大丈夫。先輩に声を掛けると車がでてきちゃうという不思議なサークルなのです。観測会等がなくても、天研の機材を持って個人で自由気ままに観測に出かけたりしちゃいます。
年間行事
天研での大きな行事をあげて見ました。もちろんこれ以外にも観測会などやっていますよ。合宿などは、月齢や休日などを考慮して決めます。なので、合宿日が月単位で変わったりするかもです。
月 | イベント | コメント |
4 | 新歓イベント | 入学式後はどこも新入生獲得に躍起? 天研もお花見・ボウリング・焼肉などいろいろやってます!名古屋市科学館でプラネタリウムも見れます! |
5 | 新歓合宿 | 天研の楽しさを知るには合宿に参加するのが一番。とりあえず合宿に参加して、素晴らしい星空と宴を楽しんでみて~♪ |
新歓BBQ | 大高緑地公園でBBQをします!上級生や同級生とたくさんお話しができ、毎年大人気のイベントです。 | |
6 | 名大祭 | 毎年、自作のプラネタリウムの上映や会員が撮影した写真の展示、星占いなどをやってます。まさに青春!! って感じです。→詳しくはこちら |
8 | ペルセウス座流星群観測(ペル観) | 有名な流星群の1つです。ペルセウスって響きがカッコイイ♪ |
夏合宿 | 全合宿中もっとも長い合宿で、合宿期間は4日間。花火やろ花火!! | |
新歓コンパ | 入会してくれた新入生と上級生でお食事会をします。今年最後の新歓イベントです!みんなで仲を深めよう!! | |
9 | プレ秋合宿 | この時期は合宿ラッシュですねぇ。でも、秋は空も星も綺麗に見えるのです。 |
10 | 本秋合宿 | 合宿地では紅葉が始まっています。昼はポカポカでも、夜は寒い!! 防寒は大げさくらいで丁度いいです。 |
11 | 追秋合宿 | 近年は志摩に合宿に行っています!天研の活動はほとんどが山なので海での活動はめっちゃレアです!!宿もオーシャンビューで最高〜 |
12 | ふたご座流星群観測(ふた観) | 毎年安定して出現します。寒いけどいっぱい見れるといいなぁ~ |
1 | しぶんぎ座流星群観測 | 「しぶんぎ座」とはなじみの薄い名前かもしれません。が、実は上の二つに匹敵する有名な流星群なんですよ。 |
2 | 天研スキー | スキーだけでなくボードもします。そりも…やるかも♪ |
3 | 春合宿 | 全合宿中最も寒い合宿です。でも、冬のほうが空が澄んでいるんですよね。 |
FAQ
天研にはどんな人がいるの? 普段は何をしてるの?
天体研究会というものの、星ばかりみているわけではありません。メンバーの趣味は、温泉、写真、漫画、スポーツ、ラーメン、合唱、旅行、お酒(!?)と多種多様でそれぞれ部室で雑談をしていたりしています。趣味の合うもの同士遊びに行ったり、旅行にいったりと星以外でもいろいろ活動しています。
やっぱり、星座や望遠鏡などに詳しくないといけないの?
そんなことはありません。 星のことについて、なにも知らなくても、望遠鏡の使い方がわからなくても、写真のとり方が分からないという人でも、先輩たちに聞けば優しく教えてくれます。 天体研究会という名前のサークルなので、星に興味がある方が良いですが、知識のあるなしは関係ないのです。 星に関する知識は入ってからでも十分身につけられますしね。大事なのは楽しむ心(ハート)です。
天体研究会に入るにはどうしたらいいの?
基本的に天研ではいつでも新入生を募集しています。2・3年や大学院からも入会してくれる方もいます。また、名古屋大学以外の学生も大歓迎です。気軽に部室に来てください。天体研究会には決まった活動日がなく、基本的に昼休み・授業後あたりにはいつも部室に誰かいます(合宿中はいないかもしれませんが…)。4・5月の新歓の時期であれば、一度説明会に来ていただけるとより天研のことを知ってもらえると思います。もし分からないことがあれば、お問い合わせや説明会、部室で直接聞いてみてください。新歓の説明会日程は公式予定のページから確認してください。部室の場所はアクセスをみてください。星に興味のある方、写真が好きな方、ただなんとなく星が見たい方、天の川を見てみたい方、少しでも興味のある方はぜひ説明会や部室へ来てくださいね。