チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星のダストトレイル(67P)_150mmバージョン

天文ガイド2022年3月号のレナード彗星特集ページに掲載

67P_150mm

写真データ

撮影日,撮影時間,月齢,撮影地: 2021/12/11, 2:36:41〜, 6.5@5:30,八塔寺
露出時間: 120sec×56コマ
[総露出時間:1h52m00s]
ISO感度: 1600
機材: タカハシEM200T2M
タカハシε180ED(500mm F2.8)
Canon EOS 6D(HKIR),フィルタ無,BYE使用(素子温度:5〜12℃)
タカハシFC-65(ガイド鏡)+QHY5LⅡM&PHD2
撮影地: 岡山県備前市吉永町(八塔寺)
その他: PixInsight,PhotoShop,FlatAidePro
コメント:

67Pのダストトレイルはかなり長いとの情報でしたので、レナード彗星用に準備していた150mmのカメラレンズでも撮影してみました。
ε-180EDのデータに比べるとノイジーですが、画面外まで続く長いダストトレイルが、彗星の進行方向後方にはっきり見られます。また彗星の進行方向にも非常に淡いですが、同じ直線上に光の筋として見えるので、前回回帰のダストトレイルが見えているということですよね。これって彗星が来ていない時も見られるのだろうか?とワクワクしました。

ε-180EDでの撮影の方に書きましたが、今回、同じ67Pの作品が天文ガイドと星ナビの同月号に同時掲載という非常にうれしい状況です。
同じF2.8でもカメラレンズの方はε-180EDよりかなりノイジーになりました。ノイズとダストトレイルの写り具合のいい塩梅を悩みながら仕上げてます。ノイズ感が若干勝るのが残念ですが、彗星特集のページにマッチしたということで掲載してもらえたのだと思います。


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