CANP(CCD Astronomy Network Party)は、東日本⇔西日本を交互に開催のが慣例となっています。今年は東日本開催の年で遠方でしたので行くかどうか悩んでおりましたが、いろいろあって参加してきました。その記録を忘れないうちに書き残しておきます。
CANPの開催地は実行委員長が組織する実行委員とCAN世話人から構成されるメンバーで検討され決定されます。ほとんどの場合はCANP実行委員長の居住地の近くで行なわれることが多いようです。 CANP2023の実行委員長の居住地から開催地は東北地方との噂はありましたが、2023/4/10にCANメンバーに発信されたCANP2023の開催案内で 開催地は「仙台高等専門学校名取キャンパス」 と正式に発表されました。
開催案内では現地での開催だけなく、CANP初となるオンラインミーティングも行なわれることが示されていました。
これは悩ましい発表でしたね。
仙台は、同じ天文同好会の星仲間が引っ越した先で、「一度遊びにおいで」と誘われていたこともあり、CANPが開催されるのであればちょうど好都合と考えておりました。
もう1つ、今回実行委員長をされた永弘さんと実行委員の星沼会の皆さまとは昨年のCANP2022の後、私の発表をオンラインミーティングで披露しその後もSNSを通じた交流があって、ネットで見かける活発で楽しそうな活動を拝見していたことからリアルでお会いしたいと思っていました。
こういった理由もあって、仙台で開催されるCANP2023は現地参加したいという思いが強かったのです。
CANPの開催日程は、梅雨時の新月期ということが慣例になっています。
この慣例が私個人にとっては結構悩ましいところで、我が家の田植え時期と近く、田植え日程と重なると参加不可能です。
さて今年2023年の日程は、
・CANP2023の開催日程:2023/6/10〜6/11
・我が家の田植え日程:2023/6/17〜6/18
重なってはいないのですが、田植えの1週前は肥料散布をするのが例年の計画です。
今回はオンライン開催があるし、無理をするのはやめておこうと、オンライン参加を申込しました。
CANP2023への現地参加理由は上述の通り十分にあったのですが、オンライン開催があるという誘惑にまけて一旦は現地参加をやめることを決めました。ただその後、現地参加へ変更する理由が舞い込んできました。
2023/4/16にCANの世話人をされている星仲間の方から連絡があって、「CANP2024の実行委員長を」との打診があったのです。
歴史あるCANPの実行委員長という大役を引き受ける判断をするのは簡単ではなかったのですが、引き受けたからにはがんばらなければいけません。田植え準備は早朝出社前にやることにし、CANP2023の申込を現地参加へ変更しました。当然、懇親会も
兵庫から仙台までは距離はあるのですが、空路を早割りで予約することで安く、楽に行くことができるのです。いい時代ですね。
予約した飛行機はできるだけ安くということを優先して、神戸空港7:45発-仙台空港9:05着を選びました。そのため、山陽電車飾磨駅まで車で送ってもらい、始発で神戸空港を目指しました。
神戸空港でCANP2023へ参加する星仲間と合流しました。神戸空港発の便はこれしか選択肢がないので、皆同じになりますね。
仙台空港へ向かって着陸態勢に入っています。
上空から見た想像ですが、新潟あたりで日本海側へ出た後に東北地方を東へ横断して太平洋上に出て左旋回でUターンし仙台空港へ着陸する形でした。
仙台での楽しみに1つとして「牛タン」を食べることを予定しておりました。
ただ、星友の中村さんと合流して牛タン専門店へ行ってみたのですが、大行列でとてもCANPに間に合うように食事できる感じではなかったため、ステーキ店で牛タン3切れ単品で注文しましたよ。
ひとまず、予定していたことを1つクリアしました。
名取駅で降りて、徒歩で会場の「国立 仙台高専名取キャンパス」到着しました。この日は暑かったです。
さて、会場はどこだろうと見渡すと会場まで手作りの看板が掲示されていて、迷わず会議室へ入ることができました。
念願であった星沼会の皆さんとのリアル対面はすぐに果たせました。
皆さん、開催準備の最後の追い込み中のようです。
会場はこちら、
座席は3人掛けが33テーブルあり、奥にも10席ありましたので、(たぶん)109席の広い教室でした。
講演会はいずれも興味深い内容でした。
講演の休憩時間や懇親会では、日頃お会いすることのない星仲間と交流することができ、仙台まで来てよかったなと思えた二日間でした。
運営をされていた星沼会とCAN世話人の皆さま、お疲れ様でした。
星沼会の皆さまはCANPへの参加は初めての方が多かったと聞いていますが、表に立つ方から裏で支える方まで十分な準備されたことがうかがえました。
CANP2023の最後にCAN世話人の岡野さんよりお話がありました。その中でCANP2024の実行委員長への推薦を受け、皆さまの承認が得られましたので、いよいよ来年に向けて準備を開始します。
CANは四半世紀を超える歴史があり、CANPは2023年で第25回を迎えています。このような歴史ある会合運営のバトンを永弘さんから受け取りました。
デジタル天体写真という趣味に対し、何に興味を持つか、どのように楽しむのかということは人それぞれだと感じています。これから1年間CAN世話人と連携をとりながら、新たな1ページを刻む会合にできるようがんばっていきたいと思います。
今回のCANP2023の会計報告です。
電車 | ・行き:1,853円 ・帰り:1,809円 |
飛行機 | ・行き(神戸空港→仙台空港SKY152):11,290円 ・帰り(仙台空港→伊丹空港IBX054):12,680円 |
宿泊 | ・7,500円(内2,800円分ポイント使用) |
タクシー | ・350円(乗合) |
参加費 | ・3,000円(現地参加費) ・4,880円(懇親会費) |