昨日(2022/9/14)、MT-200のミラーが長旅より帰還しました。
8/23に発送し、8/25に工場へ到着していました。見積もり時に聞いた「納期3週間」をしっかり守ってくれました。
さて、仕上がりはどんな具合だろうか? 逸る気持ちを押さえつつ、慎重に開封作業を行ないました。
こちらが納品書のようです。
開封してみると、主鏡と斜鏡のそれぞれについて「送り状」「検査表」「反射率の計測結果」が添付されていました。
主鏡のサイズは外径Φ205mm、厚さ28mm。斜鏡は長径88mm、短径63mm、厚さ18mmと書かれていました。
こちらが検査表としてついていた「反射率」の計測結果です。
今回、高反射メッキを選択したので、主鏡も斜鏡も95%以上@550nmの反射率が得られていました。
一般的なAlSiOメッキの場合は90%の反射率です。主鏡と斜鏡で2回反射すると、光は81%にまで減ってしまいますが、高反射メッキであれば2回反射しても90%以上です。
段ボールの外箱を慎重に開封しました。
保護用の段ボール板が置いてあります。さすが、しっかり梱包してあるなと安心しました。
主鏡の入った箱(送る時に私が使用した箱そのものです)と斜鏡の包みを取り出しました。
まず斜鏡を開封してみます。
包みには、斜鏡のサイズと作業内容「剥離作業とAlHR(高反射メッキ)」が書かれていました。
干渉材の包みを外すと、このようにどちらにメッキがついているか注記してくれてあります。ありがたいです。
この中に白のツルツルした柔らかい紙(薄葉紙?)で包まれて斜鏡が入っていました。
斜鏡と対面できました。
綺麗にしあがっています。
次は主鏡
鏡面に傷をつけないよう、
慎重に・しんちょうに
開封していきました。
蒸着面を間違えないように上に向けて置きました。 主鏡まであと少し。この紙の向うに教祖さまがおられるはず〜
現れました。
ピカピカの主(鏡)・教祖さまです。
ここまで緊張しっぱなしですが、
さらに心臓の鼓動が上がる
緊張の
「センターマーク貼り付け」 は後日、TIPSへ掲載します。
先日ご紹介した「トレーシングペーパーのテンプレート」を使ってうまく仕上がっています。