撮影制御ソフトN.I.N.A. 撮影(1枚撮り、ライブビュー)

2021/5/23掲載
2021/7/24更新

ここでは、本撮影前にピント確認など試し撮りの方法として1枚撮影とライブビュー撮影のやり方を説明します。

N.I.N.A.のバージョンは1.10HF3 BETA002、OSはWindows10Pro 64bitを対象に記述しております。
  (2021/7/18の改訂での追加項目は、1.10HF3 Releaseバージョンで記述しています。

使用環境

操作手順

1.撮像への切換と画面の説明

fig1

①撮像をクリックして、メイン画面を撮像の画面に切り換えて下さい。
この画面が最もよく使用する画面で、撮影した画像や撮影の進捗状況の他、接続してある機器(カメラ、望遠鏡、ガイド)の情報を見ることができます。画面のレイアウトは変更することが可能で、一度変更するとその状態をプロファイルに自動的に記録してくれます。レイアウトを崩してしまった場合には、「オプション」→「撮像」にある「画面配置のリセット」により最初のレイアウトに戻せます。
1枚撮り、ライブビューの操作は画面右上の「撮像パネル」より行います。

2.撮像(1枚撮り、ライブビュー)の操作

fig2

「撮像パネル」で、1枚撮りまたはライブビューの設定をして撮影します。
この撮影は、ピント合わせ、プレートソルビング、カメラ回転の調整などのために行いますので、ファイルに保存する必要はありません。そこで保存の設定はデフォルトのオフのままで使っています。
このパネルの設定は接続するカメラによって若干異なります。また、ここでの設定は別途説明するシーケンスでの撮影には影響しません。

  • 露出時間:秒の単位
  • ゲイン:デジカメの場合は、ISO感度
  • 循環(ループ):ONにすると、連続撮影になります、QHYのカメラではライブビューができませんが、左図のように設定すれば、ライブビューに近い動作になります。

②のボタンをクリックすると撮影が行われます。

fig3

ライブニュー撮影に対応したカメラ(EOS6Dなど)では左図のようにライブビューボタンが表示されます。
このボタンをクリックするとライブビュー撮影が行われます。


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