MINOLTA TC-1

2004.6.19

MINOLTA TC-1	Nikon 35Ti

ある土曜日の午後、うちの奥さん言葉が発端でした。
A:「今度の結婚式にカメラ（Nikon35Ti）もってく？」
B:「重いし、失敗（ピンボケやブレ）多いし、デジカメの方がいいかな？」
注)Aが私、Bが奥さんです

確かに、最近35Tiで撮った写真は失敗が多い。
35Tiは、室内などの薄暗い所での撮影では、スローシンクロが優先（つまりシャッ ター速度が遅い）されるため、被写体が動いたり、カメラ保持が悪いとブレてし まう。これはシャッター押すだけで写真を撮りたい人にはむかない。
オートフォーカスは3.7mmのレンズ駆動距離を833ステップで制御し、スペック的 には比類無いものであるのだが、購入当初よりピンボケ写真が多かった。これは、 ファインダー内に合焦距離のインジケータが無い（カメラ上部には美しいアナロ グ表示があるのだが)ため、AFが合焦に失敗したことに気がつかないのが理由 だと思っている。
またこれらに加え、最近、35Tiで撮った写真のできが悪い。特に室内の写真が…
ついでにやっぱり重いし…これは、前々から欲しかったMINOLTA TC-1を買 う時期ではないだろうか？

早速、価格.comで調べて見ると、最も 安いのは\88,200で、しかも店が名古屋千種駅前
これは、「買え！」とのお告げに違いないと「デジカメのいいやつを買った方が いいんじゃないだろうか？」などという考えを無理矢理、頭の隅に追いやって買っ ちゃいました。

• TC-1と35Tiのカタログスペック比較

カタログスペックの違いは上記を見ていただくとして、実際に使ってみた感想な どを書き連ねたいと思います。

• ◎35Tiに比べ圧倒的に軽い。電池・フィルム別で、310g→185gですからね。
• ◯上記に続き、圧倒的に小さい。しかし、これは手の大きい私には持ちにくいという欠点にもなりました。35Tiを持ってみると手になじむ。そのうち慣れるかもしれません。
• ◎ファインダー内での距離表示。（やっぱり、この方がいい。測距ミスはつきものですから）
• ◎フラッシュのモード選択（通常発光とスローシンクロ）ができます。
• ×電源を入れないと今の撮影枚数がわからない。カメラを持ち出す時に残り枚数を知りたいが、そのために電源を入れなければならないとは。
• ×ストロボの切替えが面倒。ダイヤルでモードをフラッシュにし、スライドスイッチで操作するのは、ファインダーを覗きながらでは無理、しかも、半押しするまで発光かどうかわからないし。
• △クォーツデートがない。まぁ、この機能は賛否のわかれるところだと思いますがコンパクトならあってもいいかな？と
• △28mmF3.5。35mmF2.8とどっちがよいかこれから感じていくことでしょう。
• △プログラムAEがない。（円形絞り採用だから仕方ないか）
• △タイムがない。（たまに使ってたので、無いのは不満）

まだ、フィルム１本撮り終えてないので、画質の評価はありませんが、TC-1いい です。しかし、35Tiも良かったことを改めて実感しました。35Tiどうしようかな？ 中古で売っても値が付きそうにないし、２台は使わないし、うーむ