DIY 雹被害による雨樋の穴修理

2024/9/21 掲載

雹被害

fig1

2024/4/16(火)の夜20時頃に兵庫県南部、姫路~阪神の広範囲で雹が降りました。姫路市は広畑付近が最もひどく、私が住む網干でも「車の屋根やボンネットなどの外装がボコボコ」、「カーポートの屋根が破損する」といった大きな被害がでました。


fig2

我が家の自転車置き場の波板屋根はボコボコの穴だらけになりました。


fig3

我が家ではありませんが、近所のカーポートの破損率はかなり高かったです。


雨樋の破損状況

fig4

我が家は母屋と離れとあり、母屋の方は金属製の雨樋で凹みはしたものの穴があく被害はなかったです。
一方で離れの方は樹脂製の雨樋です。雹が降った時、風向きは北西であったようで、東面の雨樋は直接雹が飛び込まない形となり損傷はありませんでしたが、西面の雨樋には合計4箇所に大きな穴があく被害が出ました。

この動画は4/29、雨の日に撮影したもので、穴があいたところから滝のように雨が落ちる様子です。
(動画に映る透明ポリカの波板は、雹で穴だらけになったものを修理した後のもので、ピカピカ新品になってます)


穴の大きさ確認

fig5

所持する最大サイズの脚立を設置して、雨樋にあいた穴の大きさを測りました。


fig6

最も大きい穴で8cmくらい、ただひび割れはその先にも広がっていて、最大で15cmくらいの大きさでした。


DIYでの修理

fig7

これらの雨樋を接続するパーツを使って穴をふさぐことにしました。
空いた穴の大きさに対し接続パーツ1つでは幅が足りませんでしたので、1箇所について接続パーツを2つ使う考えです。


fig8

7/17、修理開始です。
接着力が高まるように、既存の雨樋への接着箇所を紙やすりで磨いて、汚れと表面の変質層を落としました。


fig9

接着には、雨樋専用の接着剤を使用しました。


fig10

接続パーツにこのように接着剤を塗布して


fig11

磨いてあった雨樋へこのように取付ました。
1つの損傷穴に対し、接続パーツを2個使用し、隙間から雨水が漏れないよう、2つのパーツの接続部やひび割れ箇所接着剤を盛っておきました。


fig12

接続パーツは同色系にしたのですが、この離れを建てたのは、昭和58年(1983年)で、40年以上も経過した雨樋のためか、新品の接続パーツとはかなり色が違いました。


fig13

うまく修理できました。
この修理後、なかなか雨が降らなかったのですが、8月終わり頃に降った雨の日に雨漏りがないことを確認し満足しています。



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