レナード彗星(C/2021A1)と球状星団(M3)


C/2021A1-2021/12/3

写真データ

撮影日,撮影時間,月齢,撮影地: 2021/12/4, 4:00:34〜, 28.9@4:00,八塔寺
露出時間: 5sec×40コマ+20s×90コマ30s×36コマ
[総露出時間:51m20s]
ISO感度: 1600
機材: タカハシEM200T2M
タカハシε180ED(500mm F2.8)
Canon EOS 6D(HKC),バーダーUV/IR-cut,BYE使用(素子温度:4〜8℃)
ノータッチガイド
撮影地: 岡山県備前市吉永町(八塔寺)
その他: PixInsight,PhotoShop,FlatAidePro
コメント: レナード彗星との2回目の会合は、球状星団M3との接近を狙うことにしました。
チャンスは、12/3の早朝と12/4の早朝の2回です。12/3(金)はお休みをとっておりましたが天気が悪く遠征は断念し、12/4の早朝にかけました。
この日も到着後2時間ほどは晴れていたのですが、その後雲が広がりまたもや小雨が落ちてくるあいにくのお天気。でも早朝まで粘って、球状星団M3との接近を捉えることができました。
画像処理ですが、レナード彗星は地球にかなり接近したため、動きが早く、彗星核基準にすると恒星がかなり流れてしまいます。
この処理では、彗星核コンポジットの際にσクリップを使うなどして恒星を消してから恒星基準合わせ画像と合成していますが、かなり苦労してます。その割に出来が悪くて、彗星のテイルには消しきれなかった恒星の痕跡が筋状に見えてしまっています。

遠征時の記録

fig1

今回も小雨がきました


fig2

鏡筒はおろさず、シートをかけてしのぎました。


fig3

明け方には晴れ間が広がってくれてM3との会合を捉えることができましたよ。



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