写真データ |
|
撮影日,撮影時間,月齢: |
2021/8/6, 00:28:48〜, 26.59@00:28 2021/8/7, 22:32:32〜, 28.51@22:32 |
露出時間: |
120sec×154コマ + 60sec×60コマ + 5sec×64コマ [総露出時間:373min20s(6h13m20s)] |
ISO感度: | 1600 |
機材: |
タカハシEM200T2M タカハシε180ED(500mm F2.8) Canon EOS 6D(HKC,バーダーUV/IR-cut,BYE使用(素子温度:27〜30℃) タカハシFC-65(ガイド鏡)+QHY5LⅡM&PHD2 |
撮影地: | 岡山県備前市吉永町(八塔寺) |
その他: | PixInsight,PhotoShopCS6,FlatAidePro |
コメント: |
輝星10個を結ぶと、ハンガーの形(下写真)に見えることから、コートハンガー星団と呼ばれますが、他にもアル・スーフィー星団、ブロッキ星団(どちらも人の名前)といった呼び名もあるようです。 Cr399はコリンダーカタログの399番をさしますが、コリンダーカタログとは散開星団のカタログで471個掲載があるようです。こちらを撮影するまで知りませんでした。 Wipipediaにも記載がありますが、こちらは星団という名前がついていますが、真の星団ではないため、題名にもアステリズムと記載することにしました。 さて、今年の夏は8月上旬までは晴れ間があったのですが、その後は秋雨前線の停滞により梅雨のような連日、曇り〜雨の日がつづきました。こちらを撮影した時がその天気に入る直前のラストチャンスでした。 二日連日撮影できましたが、天候が不明であったため、短時間勝負できそうな対象として選びましたが、うれしい誤算で連荘遠征となり、この対象には似つかわしくないたっぷり露光となりました。 おかげで、ぼんやり青い光の広がりが出てお気に入りポイントです。 画像処理では長年の標準ルーチンとしていたRstacker(Dark, Flat)→ CameraRaw(Raw現像)ではなく、PixInsightのWBPPを用いてコンポジットまで行いました。 こちらの方が手動操作が少なく出来栄えも問題ないので、今後の標準ルーチンになりそうです。 【2021/10/4追記】 自分としては、好みな感じに仕上げられましたが、雑誌入選はどうだろうかと散開星団としては、初めて天文ガイドへ投稿してみました。 10/4、発売日1日前に届いた天ガ、ページをめくる瞬間はいつもドキドキ。読者の投稿写真を1ページづつめくると一般の部の最後の方に、見慣れた自分の作品と対面できました。 編集部の評によると、自分でも気に入っていた青い反射星雲の描写に着眼していただけたとのことで、8月以来の入選でうれしいひと時でした。 |