NGC5907([系外銀河])

りゅう座


写真データ

撮影日,撮影時間,月齢: 2021/2/21, 1:32:57〜, 8.89@01:32
2021/4/9, 22:44:32〜, 27.14@22:44
2021/4/10, 22:01:46〜, 28.11@22:01
露出時間: 600sec×76コマ + 20sec×36コマ [総露出時間:772min(12h52m00s)]
ISO感度: 1600
機材: タカハシNJP NS-5000
タカハシMT-200+バーダーMPCC-markⅢ(1,200mm F6)
Canon EOS Kiss X5(SEO-SP4C,IDAS HEUIBⅡ,BYE使用(素子温度:8〜15℃)
オフアキシス+QHY5Ⅲ174M&PHD2
撮影地: 岡山県備前市吉永町(八塔寺),鳥取県鳥取市(さじアストロパーク)
その他: RStacker,CameraRaw,PixInsight,ステライメージ7,PhotoShopCS6,FlatAidePro
コメント: この対象は、大学院修士の時の研究で参画したNITE(Near Infrared Telescope Experiment)計画の観測対象で、いつか撮影したいと思っていたものです。
ネットで検索するとこの銀河を取り巻く2重の淡いスパイラル(2重の存在は否定されて1重との情報ももあり)が写った写真があり、恒星ストリームと呼ばれているらしい。その片鱗でも写らないかとチャレンジしてみたのですが、なんの感触も得られずかなりの難物です。あと10倍以上露光が必要そうです(^^;
さて、銀河としてはよく写ってくれたと思いますが、左上にかけてコマ収差が残っているのが残念です。
MT-200でコレクタを使用可能なオフアキアダプタを製作したのですが、その調整に難航してます。かなり調整で追い込んだつもりでしたがダメでした。

収差をごまかす意図と銀河が小さすぎるかなと思って、上の写真はトリミングしたものです。

トリミング前の写真は以下になります。
f1,200mm、APS-C画角です。


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