M106([系外銀河])

りょうけん座
天文ガイド2019年3月号に入選[一般の部]

C/2022 E3-2023/1/22
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写真データ

撮影日,撮影時間,月齢: 2019/1/13,0:37:34〜, 6.59@0:37
2019/1/13,23:47:33〜,7.55@23:47
2019/2/1, 23:45:41〜,26.55@ 23:45
2019/2/3, 1:29:00〜, 27.63@1:29
2019/3/2, 0:34:08〜, 24.77@0:34
2019/3/8, 22:27:48〜,1.89@22:27
露出時間: 900sec×39コマ, 300sec×15コマ[総露出時間:660min(11h)]
ISO感度: 1600
機材: タカハシNJP NS-5000
タカハシMT-200+コマコレクタ(1,600mm F8)
Canon EOS Kiss X5(SEO-SP4C,IDAS HEUIBⅡ),BYE使用(素子温度:4〜14℃)
タカハシFC-65(ガイド鏡)+QHY5LⅡM&PHD2
撮影地: 岡山県備前市吉永町(八塔寺ふるさと村)
その他: RStacker(ダーク&フラット補正),CameraRaw,ステライメージ7(加算コンポジット),FlatAidePRO(デジタル現像,フラット処理),PhotoShopCS6(レベル・トーン補正,各種フィルタ等)
コメント: 2017年秋にあこがれだったタカハシのMT-200を手に入れて本格撮影をした(ほぼ)ファーストライトと呼べる作品がこちらです。
MT-160と比べると周辺収差が大きくて、まだ調整が必要そうですが、この冬、6夜を費やして11hrのデータがたまったので、仕上げてみました。
F8の鏡筒でもこれだけ露出をかけると淡い腕も容易に出てきてくれました。銀河中心付近から極方向に噴き出る電離ガスのジェットも写ってくれて、満足いく作品になりました。
今回、6夜かけた割りには合計11hrしかデータがないのは、ミラーが曇ったりフィルターが曇ったり、天気が悪くなったり、ガイドエラーが頻発したり・・困難多数という理由です。
曇りを防ぐための乾燥空気システムの増強、段ボールフィルタの製作をこの撮影に平行して行っておりました。

<2019/5/19追記> 天文ガイドの2019/6月号の一般の部に入選できました。
今回は、電離ガスのジェットが写ってくれて、それなりの出来映えだったおかげか、なんと『最優秀賞候補』との名誉な評をいただくことができました。
いつかは最優秀とれたらいいな。

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