写真データ |
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撮影日,撮影時間,月齢: |
2018/2/18, 00:37:25〜, 0.75@00:00 2018/2/25, 01:11:49〜, 7.75@00:00 2018/3/17, 00:09:32〜,28.75@00:00 |
露出時間: | 露出:900s×17コマ, 5sec×30コマ(ISO1600), 450sec×1コマ(ISO3200)[総露出時間:265min] |
ISO感度: | 1600,3200 |
機材: |
タカハシEM-200TEMMA2M タカハシMT-160+コマコレクタ(1,330mm F8.3) Canon EOS Kiss X5(SEO-SP4C,バーダーUV/IR-Cutフィルタ),BYE使用(素子温度:5〜11℃) タカハシFC-65(ガイド鏡)+QHY5LIIM&PHD2 |
撮影地: | 岡山県備前市吉永町(八塔寺ふるさと村) |
その他: | RStacker(ダーク&フラット補正),CameraRaw,ステライメージ7(加算コンポジット,MBフィルタ),FlatAidePRO(レベル補正,対数現像,飽和復元,フラット処理),PhotoShopCS6(レベル・トーン補正,各種フィルタ等) |
コメント: |
2月に撮影したM51の撮り増しを3月に行いました。 今回撮り増ししたことにより総露出時間はほぼ倍になり、その分だけ淡い部分のあぶりだしをすることができました。 今回より、デジタル現像から対数現像と飽和復元(FlatAideProの製作者、荒井さんの発案方法)を取り入れ、輝星の表現を改善できたと思います。 先月よりさらに満足度が向上した一枚となりました。 <2018/4/30追記> この作品は2018年6月号の天文ガイド読者の写真コーナー(ビギナーの部)入選することができました。 この入選で、天文ガイドへは通算3回目になり、ビギナーの部への応募資格を失って、次回からは激戦区の一般の部での勝負になります。 裏話を少し書いておくと、前月号へ実はこの作品の2h15mバージョンを投稿しておりました。 それを投稿した時点では、満足がいっていたのですが、この作品と比べると雲泥の差、この作品を投稿した時点で落選間違いなしと思い、思っていた通りの結果になりました。 その翌月、リベンジを果たせて、本当によかったです。 ちょうど一年前にM101で天ガのフォトコンに初入選を果たし、ちょうど一年たった今回、3回目を達成できたわけですが、この一年、自身の天体写真のテクニックにおいて、画像処理は目覚ましく変化し、進歩したと思ってます。 一年前のM101ではStellaImage7のみでほぼ仕上げており、非常に狭い範囲をギリギリのバランスで処理していた感じでしたが、PhotoShopを使えるようになり、処理結果を確認しならが着実に安定してやれている感じがします。 この先、さらに高み登ればまた視点が変わるでしょうが、今の素朴な気持ちはこんなところです。 PS.入選させていただいているのに生意気ですが、雑誌の印刷というのは写真プリントに比べるとどうしても見劣りしてしまいます。今回のものは今までで最も残念でした。 自分としては、この作品において、銀河の左側に広がる淡い腕を出せたことが満足度の高い点だったのですが、雑誌ではそれがまったく見えず、明るいメインの銀河の腕も塗りつぶしたような階調になっていました。 その点がどうしても残念で、一応主張としてここに示しておきます。 |