写真データ |
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撮影日,撮影時間,月齢: | 2017/11/25, 3:27:49〜, 25@00:00[OIII] 2017/12/17, 00:35:48〜, 28@00:00[OIII] 2017/12/23, 01:06:57, 4.4@00:00[Hα] |
露出時間: | Hα露出:600s×7コマ[総露出時間:70min] OIII露出:600s×14コマ[総露出時間:140min] 合計総露出:210min |
ISO感度: | 1600 |
機材: |
タカハシEM-200TEMMA2M タカハシε-180ED(500mm F2.8) Canon EOS Kiss X5(SEO-SP4C,バーダーHα7nmフィルタ[R],バーダーOIII8,5nmフィルタ[G,B]),BYE使用(素子温度:8〜13℃) タカハシFC-65(ガイド鏡)+QHY5LIIM&PHD2 |
撮影地: | 岡山県備前市吉永町(八塔寺ふるさと村の砂利公園) |
その他: | RStacker(ダーク&フラット補正),CameraRaw,ステライメージ7(加算コンポジット,レベル補正,デジタル現像,RGB合成),PhotoShopCS6(レベル・トーン補正,カラーシフト) |
コメント: |
2017年冬頃の天文ガイドに掲載されていた作品を見て、撮影してみたいとナローバンドフィルターをコツコツ準備しておりました。 1年経って、シーズンインしたので撮影を開始しましたが、天気と月と休みのタイミングがなかなか合わず、さらに撮影したうち薄雲にやられた写真もそこそこあって枚数稼げませんでした。 もう少し露出を重ねたかったのですが、時期遅れになっちゃいそうで、今年はここまでで仕上げてみました。 Hαが半分しか露出がなくて、ここまで強調するとノイズが気になります。ただ、初めてにしてはかなりイメージに近い画に仕上げられました。 デジカメでのナローバンド合成、意外にもいけそうな予感。ナローバンドのコントラストはとてもすばらしく、この先も挑戦してみたいです。 <2018/3/4追記> この作品は2018年4月号の天文ガイド読者の写真コーナー(ビギナーの部)に入選することができました。 天文ガイド入選はこれで通算2回目になります。 雑誌への投稿は天体写真を趣味とする上での一つのモチベーションであり、入選できると嬉しいものです。天文ガイドでは先月号でも同じ対象が2作品入選し、選外として他に2作品あったようです。自分として、今回の応募にはそれなりに自信があったものの、2号連続で同じ対象という点に不安がありました。 この作品ではデジカメでナローバンドによる疑似カラー合成をするということに特徴を出したのですが、それが一応評価されたようです。 雑誌の評は「この大変淡い星雲をIR改造デジカメにHαとOIIIの狭帯域干渉フィルタを装着して撮影し、AOO疑似カラー合成で仕上げているのがこの作品の見どころです。」というものでした。 |