写真データ |
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撮影日: | 2016/2/7-8 |
撮影時間: | 22h30m34s-00h34m32s(露出:180s×10コマ×2枚モザイク)[総露出時間:60min] |
ISO感度: | 1600 |
機材: |
タカハシEM-200TEMMA2M タカハシε-180ED(500mm F2.8) Canon EOS Kiss X5(SEO-SP4C,バーダーUV-IRカットフィルタ) タカハシFC-65(ガイド鏡)+QHY5LIIM&PHD Guiding |
撮影地: | 岡山県備前市吉永町(八塔寺ふるさと村) |
その他: | ステライメージ7(ダーク補正,フラット補正,加算平均コンポジット,レベル&トーン補正,4x4ソフトビニング),ICE(モザイク合成) |
コメント: |
今回の天体は、一角獣座にあるIC2177、日本では「わし星雲」と呼ばれている散光星雲です。海外では「かもめ星雲」と呼ばれているようです 夏にへび座にあるM17も「わし星雲」と呼ばれていて、こちらは「冬のわし星雲」と呼んだ方がいいかもしれません 自己流で勉強中のデジタル天体写真ですが、今回は「モザイク撮影」にチャレンジしてみました。というのも、この星雲を500mm&APS-Cで撮影しようとするとわしの羽が画角に収まりきりません 事前にステライメージで確認したところ、南北に分けて横構図で2枚をつなげれば画面いっぱいにわしが翼を広げた様子が撮影できそうだと確認しておきました さて、モザイク合成ですが、ステライメージ7でもできるようなのですが、操作が複雑な上、結果もいまひとつ 風景写真のパノラマ合成で前から使っているMicrosoftのICE(Image Composit Editor)を使って合成してみました。こちらは簡単操作で(私の目には)継ぎ目がわからずうまくできたと思います 今回の処理は、2構図をそれぞれ仕上げて、色も近づけてから合成してみましたが、これが王道のやり方なのだろうか? 2枚程度の合成ならばたいしたことないけど、これが二桁枚数になると大変そうです さて、ここからは悩み事 1月に撮影したM45でスパイダー回折像の光条割れが気になって、光軸修正を行いました 若干狂いが見られたのでタカハシのCTとCE修正しましたが、光条割れは治っていません(この撮影前にシリウスを撮影して確認しました) やはり光条割れはスパイダーの曲がりだと思われます Webで調べると、皆さんε-180EDをバラバラにして調整されているようですが、この高価な鏡筒にそこまでやる勇気がまだありません 一度、スターベースに持ち込んで聞いてみようと思ってます あと、片ピンになってます。画面左はピントがあってますが、右はズレてる 光軸修正前から気になってましたが、光軸をあわせても生じているということは、ワイドマウント部のたわみか素子の傾きでしょうか? スケアリング調整機構がついた強化型ワイドマウントを購入しようか悩み中 |