ばら星雲(NGC2237)


写真データ

撮影日: 2015/12/20
撮影時間: 01h17m52s-03h38m42s(露出:300s×18枚)
ISO感度: 1600
機材: タカハシEM-200TEMMA2M
タカハシε-180ED(500mm F2.8)
Canon EOS Kiss X5(SEO-SP4C,バーダーUHC-Sフィルタ)
タカハシFC-65(ガイド鏡)+QHY5LII&PHD Guiding
撮影地: 岡山県備前市八塔寺ふるさと村
その他: ステライメージ7(ダーク補正,フラット補正(天井),加算平均コンポジット,レベル&トーン補正,4x4ソフトビニング)
コメント: 12月3回目です。 12/4(金)に続いて、12/12(土)も出かけましたが曇り(到着した時は晴れていて、セッティングを終えたら雲が・・・)。
この写真は12/19(土)の夜です。
月が上弦まで太ってきたので、現地へは21時半頃到着しましたが十分月没するのを待ってから撮影しました。
今回、新ツールとしてオートガイドを初投入です。
最近話題のスタンドアロン型のM-GENにしようか悩みましたが、コストが大きく違うこともあってパソコン+CMOSカメラ(QHY-5LIIとPHD Guiding)の組合せ。
12/16の夜に自宅前で予行演習をしていたので、特に困ることなく、うまく稼動できました。
オートガイドだとめちゃ楽!、できるだけ長時間露出したくなります^^
あと撮影中も星を眺められるのがいいですね。この夜はかなり明るい流星がポツポツ見れました。

さて、写真の方ですが、馬頭星雲では派手なゴーストが出たUHC-Sフィルタを使用してみて、この写野だと明るい星がなくてゴーストも許せるレベル。
バックグラウンドを沈めて、散光星雲がしっかり写ってくれました。
あと、初めてフラット補正に挑戦。
フラット画像は後日、2mm厚の乳白半透明のアクリル板を望遠鏡に載せて天井のサークラインを撮影。望遠鏡を回しながら10枚程度撮影して合成。
色あわせを特にやりませんでしが、RGBのヒストグラムを見るとおよそ撮影画像とあっていて、それなりに使えました。
やはり、フラット補正すると星雲のコントラストを上げる作業が格段にやりやすい。今後、必須の処理になりそうです。
ガイドの方はオートガイドのおかけで満足できるレベルなのですが左上の方だけ星像が伸びる現象が発生していて・・・??
光軸ズレまたはカメラの片浮きだろうか?今後、調査が必要です。


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