タカハシ FC-65(6.5cmケプラー式屈折望遠鏡/2枚玉アポクロマート)


fig1

MT-130で直焦撮影する時のガイド鏡が欲しくて、ガイド鏡としては贅沢ですが、天文ガイドに掲載されていたタカハシの広告の影響を受けてフローライトが欲しくなり、お年玉をためて買ったものです。
確か中学生の時だったと思うのでおそらく1985-6年頃購入のものです(調べてみると1986-1987年頃まではモノコートらしいので、もうちょっとあとかもしれません)。
ガイド鏡ならばFC-50でよかったと思うのですが、何でも一つ上を求める性格でガイドだけでなく撮影にも使おうと理由をつけてFC-65にしたという記憶があります。
屈折はこれ一本しかもっていませんが、いまだ現役で活躍中です。

FC-65はその後FC-60が後継機になり、FC-76やFC-100がデジタル用にDの称号をつけて復活していますが、復活する予定はなさそうで、貴重な筒だと思っています。
今後も大事にしていきます。

fig2 MCの記述があるので、マルチコートバージョンだと思われます。
調べた情報ですが、フローライトをマルチコートするのは難しいようで、この機種はフローライトではない前玉のみがマルチコートされているようです。
fig3 2009年、奄美大島での皆既日食の際の写真です。
大学の先輩のFC-50と共にEM-1へ同架しました。
その後も金星の日面通過など太陽撮影では撮影用鏡筒として使いました。
fig4 ガイド鏡としてε-180EDに同架
黄色のεに白地に青ラインのフローライトを並列同架するのがカッコいいと思ってます。
機能面では、重いガイド鏡を乗せるのはあまり賢くないのはわかっていますが・・・
スペック
光学系方式ケプラー式屈折望遠鏡
口径65mm
焦点距離500mm[F7.7]
380mm(レデューサ使用時)[F5.8]持っていませんけど
鏡筒外径φ68mm
鏡筒長535mm
重量2.1kg

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