タカハシ EM-200TEMMA2M(二軸モータドライブ内蔵 中型赤道儀,自動導入対応)


fig1 初期型のEM-200がくたびれてきて、EM-200TEMMA2Mへの興味が急速にわいてきました。
調べてみるとスターベース東京で下取り交換フェアをやってて、EM200B→EM-200TEMMA2Mは35万円ほど
スターベース名古屋で聞いてみても同じ額でやってくれるとの返事でしたが、私のEM-200の初期型なので、もうちょっと高くて38.2万円(税込みで41.25万円)
ε-180EDの嫁借金が終わっていない中、次に手を出すのに気が引けましたが、こういうのは勢いだ!とばかりに購入を決めました。
fig2 旧型との大きな違いはここ
従来あったつまみ等はまったくなくて、無骨な箱と黒い円筒が二つ
fig3

この円筒はロータリエンコーダです。
設計上の理由があるのだと思いますが、このエンコーダは赤経、赤緯の微動軸(ステッピングモータ軸)に直結されていて、粗動時にはまったく回りません。
そのおかげで、自動導入をする場合には粗動はまったく使えない。
ただ、モータ駆動はかなり早くて粗動を使わなくても確かに問題ない。
自動導入ってそんなに使わないなぁってことが購入してみてわかりました。あまり高速駆動すぎて多用するのがちょっと怖い。

EM-200は手動微動ができないため、旧型の遅いモータでは天体導入に苦労していました。
TEMMA2Mの高速駆動は、導入時に大変便利になったと感じています。

fig4 ハンドコントローラです。
こちらに機能が集約されていて、細かなスイッチが並んでます。
昼間、素手で使うなら問題ないですが、暗闇で手袋越しに使うとなると使い難い。
特にスライドスイッチが
従来のはトグルスイッチで無骨でしたが、使いやすさの点では勝ってました。
スペック
形式2軸モータ内蔵 ドイツ式赤道儀
赤経微動ウォームホイール(減速比180:1)
最高速度:約700倍速
赤緯微動ウォームホイール(減速比180:1)
最高速度:約10500秒角/sec
傾斜角度0〜50度
追尾精度±5"
同架重量約17kg
メーカーサイトの記載をコピーしましたが、旧モデルより1kg増えてる
重量16.5kg(ウエイト別)

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