2026/6/28製作
2026/8/14掲載
長く使用してきたジュラプレートL(昔、スターベースより販売されていた)に代わる新しいプレートをオリジナル設計で製作しました。
いい感じに仕上がっていますので、工夫のポイントを紹介します。
ε-180EDは昔、スターベースから販売されていたジュラプレートLで、ガイド鏡のFC-65と並列同架する運用をしています。
鏡筒に鏡筒バンドとプレートおよびガイド鏡のバンドを付けたままにして、だるま穴によりワンタッチで赤道儀へ脱着しています。とても使いやすいのですが、以下の課題を感じてプレートを新調することにしました。
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これがジュラプレートLです。
右側の四隅の穴で鏡筒バンドを固定します。
中央にある二つのだるま穴で赤道儀へ固定するのですが、だるま穴位置を見てわかるように並列同架を前提とした配置で、左側にガイド鏡を載せない場合、右側の主鏡筒のみではバランスできないことがわかると思います。
これが新作したベースプレートです。
この写真で鏡筒は左右方向に伸びる形です。
鏡筒バンドは四隅の長穴でプレートに取り付けます。この穴を長穴にしたことで鏡筒バンドとプレートの位置関係を調整することができます。これが鏡筒長手方向のバランス調整機構です。
赤道儀へは中央のだるま穴で取り付けます。だるま穴の位置から主鏡筒のみでバランスでき、さらに、この穴で鏡筒直交方向のバランス調整ができるようにしてあります。これにより課題1を解決しています。
プレートを鏡筒バンドへ取付してみました。
設計通り取付でき、ひと安心です。
この写真で、鏡筒バンドの位置に対しだるま穴が左に寄っていることがわかると思います。また鏡筒バンド用の長穴は右方向に余裕を残しており。鏡筒に対しさらにだるま穴(プレート)を左に寄せることができます。これらにより課題2と課題3を解決しています。
プレートにマジックテープをとりつけました。
このマジックテープを使って、USBハブを取り付けします。
プレートの側面にマジックで線や文字を書いてありますが、これは重さが異なるカメラを載せた場合の鏡筒バンドのバランス位置を示しています。
実際に赤道儀に機材を載せて、バランス位置を確認しました。
USBハブを取り付けした状態です。
ジュラプレートLより大幅にコンパクト設計のため、USBハブを取り付けできるか微妙でしたが、ぴったりサイズでした。
プレート側面にマジックで印をつけた、搭載カメラの違いによるバランス位置表示用に印刷して作りました。
赤の線が1mm刻みの表示、矢印位置がカメラおよびエクステンダーの有無によるバランス位置を示しています。
| 表示名 | 鏡筒搭載機器 |
|---|---|
| 6D | EOS 6D |
| 6D-EX | EOS 6D&エクステンダー |
| QHY600-H | QHY600を横画角で搭載 |
| QHY600-H-EX | QHY600を横画角で搭載&エクステンダー |
QHY600はフィルタホールCFW3Lを使用していますので、横画角か縦画角かでバランスが変わります。今回、縦画角のバランス位置は確認していないので記述していませんが、横画角位置よりは左になるためバランス可能範囲であることは間違いありません。
印刷した目盛りをプレートに取り付けしました。
印刷面に透明梱包テープを貼って防水していますので、印字が滲むことはないと思います。
使いやすい形に仕上がりました。実戦投入が楽しみです。
なお、今後、ガイドはオフアキに変更する予定です。
製作したプレートの図面です。
コスモ工房で製作してもらいました。
価格は、白アルマイト込で10,000円でした。