NJP用回転ベースへ水平器取付

2025/12/27製作
2026/1/3掲載


fig1

2019年に製作したNJP回転ベースは我ながらいいい出来栄えで、使用感に大満足しています。ただ、一つ改良を加えたい点が出てきました。改良点を説明するために、遠征地での私の機材設置手順を説明します。

  1. 湿気防止用ブルーシートを敷く
  2. フラットナー1個とアジャスター2個を設置する
  3. 三脚を設置する
  4. デジタル角度計を三脚の上に載せて一定レベルの水平までフラットナーまたはアジャスターの下を掘って調整する
  5. 赤道儀(NJP)を載せる
  6. NJPの水平器を見てアジャスターを調整して一定レベル水平を出す
    アジャスターの調整範囲で水平が出せない場合は4に戻る
  7. 鏡筒他、全ての機材を赤道儀に載せてバランス調整まで終える
  8. NJPの水平器で確認しながらアジャスターを使って正確に水平を出す
  9. 極軸望遠鏡を調整する

今回の改造は、この手順のうちオレンジ色部分を改善する目的です。

【補足】よく行く遠征地の八塔寺も、この写真で示す自宅の駐車場も、どちらも地面に傾斜があってアジャスターだけで水平が出せません。遠征地は砂利地面なので掘って、自宅前はコンクリートなのでかまぼこ板を敷いて、アジャスターで調整できるレベルまで水平出しをしています。


今回の改造について

fig2

この水平器を取り付けます。モノタロウで購入したFSLG-10-N-40-WHです。
大きさはΦ10、厚さ6でめちゃ小さいです。サイズはもう二回りほど大きく(例:Φ12~15くらい)した方が使いやすかったかなと思いました。
色は緑ではなく白にしました。夜間に赤ランプで照らすやり方の場合、白の方が見やすいと感じてます。


fig3

追加加工図面がこちらです。
Φ11、深さ6.5mmの底面フラットの穴をあけてもらいます。


fig4

追加加工は、いつもお世話になっているテクニカルワークさんへお願いしました。私は図面を準備してお願いしていますが、個人相手にも図面がなくても相談に乗ってくれます。社長さんはとても気さくに話を聞いてくれるとてもありがたい加工屋さんです。
今回の追加加工、代金は2,000円でした。


fig5

追加加工した穴の拡大写真です。
中心に凸残り無き事でお願いしました。依頼どおり綺麗に加工してもらっています。


fig6

水平器を入れてみました。
ちょうど沈むように加工をお願いしますとお願いし、そのとおりちょうどいい感じに水平器が沈んでくれています。


fig7

さて、水平器を取り付けます。
水平器の底面部分の材質はナイロンでした。手持ちの接着剤の中からナイロンに対応したものを選んでいます。


fig8

接着できました。浮かないようにしっかり押さえて付けています。


fig9

外した部品を戻します。


fig10

取付する三脚はこちらです。


fig11

取付できました。
これでデジタル角度計を使わずに水平出しができるようになり、便利に使えそうです。



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