ガイド鏡他用運搬アルミケース

オリジナル製作品(2020/3/51完成)

ガイド鏡に使っているFC-65は日常、ナカバヤシのドライケースに斜め(対角線)入れしており、遠征地にも、そのケースで運搬しておりました。 そのケースには、接眼部を逆向きにねじ込みにして鏡筒長さを短縮する必要があり、わざわざねじ込みを付け外しする手間がありました。
FC-65が入れられる鏡筒ケースを求めて、ヤフオクでペンタックスやビクセン用の鏡筒アルミケースなどを狙って見ましたが、高値まであがってしまっていつも断念しておりました。
良いケースがないものかと探していたら、TRUSCOの工具ケースであれば長さが満たせるものがあり購入してみた次第です。
このケース長さは十分ですが、高さと奥行もそこそこあり、他にも運搬に困っていた、以下の3品+ガイドカメラを一緒に入れられるよう製作してみました。

《他にも運搬に困っていたもの》

fig1 購入したアルミケースはこちら
「TRUSCO大型アルミ工具箱TAC-66H」
価格は、楽天で7,395円でした。
fig2 FC-65を入れてみると、接眼部を短縮せずとも楽に入ります。
fig3 他にも一緒に入れる計画の物を配置してみました。
計画通り、入りそうです。
fig4 近所のホームセンター(ムサシ)で、クッションを買ってきました。
左の黒いウレタンフォーム(株式会社 八幡ねじ)の#6(一番硬い))は緩衝材としてベストなのですが、問題は値段。
これだけで作るとかなりの金額になってしまうので、今回、右の黄色いスポンジブロック(500×500×80)を試してみることにしました。 値段は1/4程度です。
fig5 まず黒の方のウレタンフォームをケースのサイズに切ってみました。
fig6 このように敷き詰めます。
fig7 次に黄色のスポンジをケースのサイズに切って入れてみました。
いい感じになりそうです。
fig8 さて、ここからが細かな工作開始です。
現品をスポンジに載せて、マジックを使って型を取ります。
まずはMT-200用のファインダーから
fig9 書き込んだら、カッターナイフを使ってこのようにくりぬきます。
fig10 おー、ぴったり
暗視野照明が出っ張るのが残念ですが、少しなのでなんとかなります。
fig11 次はガイド鏡「GT-40」
fig12 このようになりました。
fig13 右側も作って、下段が完成。
fig14 入れてみると、このような感じです。
fig15 ファインダー類の上に黒のウレタンフォームを敷いて、FC-65のクッションも切り抜きました。
一つ工夫です。
ピントノブが最下端になりますが、そこで鏡筒の重みを支えるのではなく、鏡筒の筒の部分で支えるよう黄色のクッションで底上げしてます。
fig16 FC-65を入れてみるとぴったりといい感じ。
蓋側には鏡筒を押さえるクッションを取り付けて完成です。
あと、追加の工夫としては、上下2段の2階建て構造なので、段ボール等を間に挟んで上段のみを取り出しやすくするようにする予定です。

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