三基光学館 ε-180ED用軽量バンド


鏡筒バンドは、地味だけど重要なパーツです。
赤道儀がどんなに高精度な追尾をしてくれても、バンドが弱いと星像はブレてしまいます。
またしっかりしたバンドだと重くて赤道儀へ負担が大きくなります。
タカハシの純正鏡筒バンドは、剛性があってしっかりしていますが、ゴツくて重い。あと、最近はできるだけ鏡筒バンドは外さず運用したいなぁと思うようになりました。
そんな頃に、K-Astecや三基光学館からアルミ削り出しの鏡筒バンドがあることを知り、いつか使ってみたいと思っておりました。
ただ、そこそこ高いし、まぁいいかなとどんどん時が経ち、K-Astecのバンドは廃版に!
つい最近、純正の鏡筒バンドを買ってくれる方がおられたので、このタイミングを逃すまい・・・と純正バンドを売却し、この三基光学館製のバンドを購入しました。
ただ、三基光学館が移転により閉店中であり、手に入れるのに、かなり苦労をしましたが、昨日2018/4/20、無事到着しました。

fig1 届いたバンドはこれです。
あっ、重量測るの忘れてた。見た目、薄っぺらく見えますが、そこそこ重みがあってしっかりしてます。
fig2 プレートはこれまでと同じ、ジュラプレートLへ取り付けできました。
新作するか穴をあけるか考えておりましたが、なんと純正と同じボルトサイズ、ボルトピッチで取り付け穴があって、そのままボルトオンできました。
fig3 トッププレートは、昔、MT-160で使っていたものをつけようとしたら、ボルトピッチが2〜3mm程度違う!
このままではつきません。
fig4 εの黄色い鏡筒とのフィッティングは吸い付くようなぴったり感です。
(天体写真の世界の吉田さんの情報によると)この手のバンドは締めすぎると鏡筒がたわむらしいので、適度な締め付けでやめてます。
fig5 トッププレートのボルトピッチが合わないのを修正。
fig6 棒やすりで削って少し穴間ピッチを広げました。
fig7 取り付け完了。
fig8 これが修正につかった棒やすりです。
fig9 参考に、同じプレートへ純正バンドをつけた状態です。

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