朔日餅・朔日粥

十二月(師走)

朔日餅のお品書き

「暦の上で十二月は、大雪。そこで、雪餅。
ときびの牛皮は地面の黒土をあらわし、その上に氷餅で薄化粧の雪を降らせました。」
雪餅

暖かい伊勢では、この餅のように雪化粧となることは少ない。
お盆

雪の結晶が模様として焼き込まれている。
包装紙

年の瀬らしく、「火の用心」の札がたくさん描かれている。また、一箱につき一枚ずつ「火の用心」の札がついてくる。
化粧箱

十二月は文字どおり「化粧箱」である。
化粧箱の包装紙
冬至粥

すし久の朔日粥。「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」という言い伝え通り、カボチャの入ったお粥である。
正月に備えて、鏡餅や干支の置物などの迎春用品を売っている店もある。
五十鈴川の河原。行灯が灯されている。


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