Antlia LRGB V-Proシリーズのフォーカス評価

2026/9/23掲載

LRGBフィルタはフォーカス位置が変わらないよう、同一メーカの同一ブランドで統一するというのが原則のやり方です。また、天体写真用のフィルタは厚さ管理を仕様として唄うことが多いです。
Antliaのフィルタも同様でV-ProシリーズのM48枠ありフィルタの場合は、2±0.05mmと示されています。

先日入手したAntlia LRGB Proシリーズ M48枠ありフィルタでフォーカス位置を評価してみました。
やり方は、Lフィルタ(UV/IRcut)でピント合わせをし、R、G、Bフィルタに交換してピント位置を変更せずそのまま撮影して評価しました。

撮影機材

fig1

使用した機材と撮影対象は以下の通りです。


撮影結果(バーティノフマスク)

バーティノフマスクを使ってLフィルタでピント合わせし、そのままピント位置を固定してR、G、Bフィルタに交換して撮影した結果を紹介します。

fig2

L(UV/IRcut)フィルタ

まず、Lフィルタでピント合わせした結果です。


fig3

Rフィルタ

ピント位置を変更せずRフィルタに交換して撮影した結果です。
フォーカスは、ほぼ合っていました。


fig4

Gフィルタ

フォーカスは少しずれていましたが、これくらいなら許容範囲だと思われます。


fig5

Bフィルタ

Bフィルタは残念ながら、さらにフォーカスがずれていました。これは許容範囲を超えていると思われます。


撮影結果(星像)

fig6

バーティノフマスクを外して撮影した結果です。
左上がL、右上がR、左下がG、右下がBです。

L、R、Gは光条が1本に見えフォーカスは許容範囲ですが、Bは光条が2重になっており許容範囲を超えていました。

L,R,G,Bフィルタの交換においてピント合わせ不要の運用を狙っていましたが、調整要である結果になったのは残念です。
効率的に撮影するために、同じフィルタでまとめて撮影する運用を考えたいと思います。



to astro

to HOME